こだわってせっかく気に入ったタイルを選んでも、目地の色や幅によって空間の世界観は大きく変わります。
だからこそ、タイルだけでなく「目地」にも目を向けてほしい。そんな思いで、今回は目地選びの大切なポイントをまとめてみました。
目地選びで大事なのは、色・幅・種類です。
色は、仕上がりの印象を大きく左右します。選んだタイルの色に合わせて目地を目立たせたいのか、それとも馴染ませたいのかによって、色の選択が決まります。
例えば、白い目地は汚れが目立ちやすい心配はありますが、やはり仕上がりがとても美しく、清潔感のある仕上がりになります。
一方、グレーの目地では、明るめか暗めかによっても印象が変わるので、叶えたい雰囲気に合わせて調整することができます。
実は、目地の色までしっかり選ばないまま施工が進んでしまうこともあります。
壁も床も空間面積が広いので、より満足度の高い仕上がりを求めるには、目地の色選びがとても大切です。
迷ったときは、サンプルで実物を確認することがおすすめです。

グレーの目地の濃淡による印象比較
目地の幅は、タイルの大きさによって変わります。
例えば、30cm角以下のタイルであれば目地幅は3mm程度がバランスよく見えます。
45cmや60cm角のような大きめのタイルの場合は、3mmまたは5mm幅の目地にすることが多く、少し広めにすることで施工もしやすくなります。特に目立たせたい場合は7mmくらいの幅にすることも。
色と同様、印象も大きく変わるので、事前に業者様とお打合せすることをおすすめします。
また、目地の種類については、施工業者様の判断なので施主の立場では細かく選ぶ機会は少ないかもしれません。
ただ、貼る場所や建物の下地状況によっては、目地の種類がとても重要になることがあります。
例えば戸建てのリフォームでは、下地が合板になっていることも多く、その場合はタイルのヒビや割れを防ぐために「弾性目地」が必要になることがあります。
こちらは色のバリエーションが少ないため、希望の目地色にならない場合もあります。
私自身も最近知ったことなのですが、弾性目地を使うことで、地震や気温の変化による影響をやわらげることが出来るそうです。
知っておくだけでも安心につながると感じました。
あらためて、タイル選びというと、どうしても色やデザインに目が向きがちですが、目地まで丁寧に選ぶことで、空間の世界観はぐっと整います。
せっかく選んだタイルを、より素敵な仕上がりにするためにも、目地にもぜひ目を向けてみてください。
この記事が、これからタイルを選ぶ方や、リフォームを考えている方の参考になればうれしいです。
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