吉祥寺北口から向かう井の頭通りは、多くのインテリアショップや素敵なレストランが並び、外観を見ているだけでもワクワクします。
その一角を曲がったところにある発酵サロン&カフェ「たまもの舎」さんで、大好きな友人である画家堀江美帆さんの個展を見てきました。
店内の壁は、オーナーさんがこだわって自分たちだけで仕上げたというDIY仕上げ。波のように無造作な凹凸が、光をやわらかく受け止めていて、空間をやさしく包み込んでいます。
そこに掛けられた美帆さんの美しい水彩画が、驚くほど調和し、不思議な一体感を生み出していました。
なんだかお店への想いまで伝わってくる”生きた壁”
そこに存在している”生きた作品たち”
水彩のにじみやストーリーが、空間の呼吸と重なって見える、
そんな感覚を覚えました。

眺めながら、ふと気づいたことがあって。
壁も、絵も、実は見えないところでほとんどが決まっているということ。それが「下地」です。
絵の具の乗り、色を美しく出す、重ねる_
壁も、下地の処理を丁寧にしておくことが、本来の仕上がりを実現できるということ。
特に塗装仕上げの場合は、適切な下地処理を怠ると、剥がれや割れ、色むらの原因になってしまいます。
丁寧に整えられた下地は、光の広がり方や温度感まで変えてしまう。
壁の下地も絵の下地も、見えないところが整っているからこそ光の広がりや、やわらかさが空間を美しく演出してくれるのです。
心地よさは、丁寧さの積み重ね・・・
「ずっとここにいたいな。」
そう感じさせてくれる体験でした。
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